【企画】アユ釣り始めます⑥−勝山アユ釣り大会編−

「アユ釣り始めます」企画の第6弾目です。
前回の「勝山アユ釣り体験教室編」では、子供達に負け釣果はゼロでしたが、最終目的である「勝山アユ釣り大会」にエントリーしました。
【場所】:九頭竜川 (福井県勝山市)
【登場人物】
・吉村たい君: 29歳・某国立大学博士課程満退・新婚3ヶ月目・釣り初体験
・吉村の上司:渓流歴あり
・参加選手たち
・勝山市漁協
「勝山アユ釣り教室」の大会レポートと結果に関してはこちら
【大会直前の様子】
7時に大会本部に来ると、もうすでに多くの参加者が準備をしていました。参加者を見渡すと10代の方々も参加していました。
【開会式】
丸山組合長の開会式の後、勝山市漁協の組合員の方々に「密かに期待しているよ」と話しかけられました。
【7:30】
競技開始
ゼッケンを確認しやすいように帽子の後ろにつけ、競技開始です。
最初からポイントを決めていた選手もいれば、移動しながらじっくりポイントを見定めている方もいました。
【7:40】
私が定位置に着く前にはすでに釣りを開始している方もいました。私は比較的ゆるい瀬のポイントを選びました。
【7:45】
私もポイントを決め、仕掛けを準備しおとり鮎にハナカンを通し釣りをはじめました。
【7:50】
竿を出して数分、何やらツンツンと針に当たってる感触が竿に伝わってきます。
その後すぐにぐいっと竿が曲がり、1匹目のアユが釣れました。
順調な滑り出しです。
-現在3匹-
【7:55】
おとりを付け替えたあとすぐに2匹めの当たりがきました。
これはもしかして表彰台も夢ではないのでは・・・、と思った瞬間、そんな甘いものではありませんでした。
引き上げ時に岸に寄せている際に、ハナカンから上の糸が切れました。マイナス1匹どころかおとりアユも失ってしまいました。
糸をチェックすると結び目がほどけている状態でした。完全に準備ミスでした。
-現在2匹-
【8:05】
これで終わってたまるかと水中糸とハリスを結び直し、おとり鮎を引き舟からタモに移そうとしましたが、ミスは繰り返します。
これまで一回もしたことがなかったのですが、引き舟からタモに移す時にまさかのポロリでマイナス1匹。
大会もこれで終わった絶望感にかられましたが切り替えていきます。
-現在1匹-
【8:10-10:45】
残り1匹のオトリを慎重にタモに移し、競技を再開しましたがその後反応がありませんでした。
たった1匹だったので途中引き舟の中で休ませつつなんとか大会は続けました。
大会終章の合図があり、竿を納めました。
結果は最初の2匹からマイナス1匹の合計1匹でした。
【11:00】
-最終1匹-
【表彰式】
大会本部にて検量を行ったあと表彰式でした。
参加賞だけで今年は終わったと思いました。しかし、天は見放しませんでした。大会にはゾロ目賞があります。
そのゾロ目賞でなんと30位に入賞でき、高級「勝山温室メロン」を貰いました。同じ1匹の方がもう一名いましたが、見当たらなかったので私が受賞しました。
【交流会】
大会後、様々な選手と交流しました。
その中で優勝者の大前善彦選手とお話しする機会があり、さまざまなアドバイスもいただきました。
「アユ釣りは、いかに最初のアユを釣るか、循環させるかが大事」
「1、2年経つにつれて経験も増えいろいろなことがわかってくるのでどんどん釣れるようになる」
「自分の考えでアユが釣れるとまた楽しくなる」
「老眼になると厳しいので、今のうち結び方とマスターしといたほうがいいよ」
その他にも私のレベルに合わせて、懇切丁寧に様々なアドバイスやアユ釣りの魅力を教えていただきました。
より一層アユ釣りが好きになり、ファンになってしまいました。ありがとうございました。
この経験や出会いをもとに、これからもアユ釣りを楽しみながら続けて行きたいです。
「アユ釣りをしていてよかった」
次回は【番外編】で、恥ずかしながら今までの「失敗編」をまとめて見ました。
これでシリーズが最後ではなく、ここに至るまでにお見せできなかった失敗した経験を次回報告したいと思います。
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