井伏鱒二『山椒魚』を彷彿 石川県内水面水産センター

2019/08/02

井伏鱒二『山椒魚』を彷彿 石川県内水面水産センター

大山椒魚(オオサンショウウオ)

井伏鱒二『山椒魚』では、成長し大きくなりすぎた為、隠れ家の岩からでれなるというユーモラスで悲哀のストーリーです。石川県内水面センターでは、この小説に出てきそうな巨大な山椒魚をまじかで見ることができます。

1973年大聖寺川の鶴仙渓で、ある人が友釣りをしていると、根掛かり、もしくは流木にひっかかったと思いました。針を外しに近くによると、なんと巨大な山椒魚が掛かっていました。

そのオオサンショウウオを石川県内水面センターが保護し、今日まで46年間飼育しています。保護した当時で全長112cmで、現在は135cmにまで成長し、体重は19.2kgになっています。推定60歳と言われています。国内では最大級で、国の指定特別天然記念物となっています。

石川県内水面センターとは

動橋川

石川県の加賀市を流れる動橋川のほとりにある石川県内水面センターは、一般者用の展示に特化している施設ではないです。研究と種苗育成に特化した「ザ・試験場、育成施設」です。施設ではヤマメ・マゴイ・ニシキゴイ・カジカ(ゴリ)・ドジョウ・ホンモロコなどの増養殖、種苗生産、配布しています。

ヤマメは8万匹を種苗生産しており石川県全域に供給しています。

センター4つの役割

調査

・春の稚アユの資源量、秋の産卵量を調査
・在来魚の種類や数量の変化や、外来魚の増減などの調査、カジカ(地方名ゴリ)の生息について石川県内の河川の調査
・柴山潟の水質、底生生物、大型水草群落について定期的に調査と環境の変化を監視
・ホンモロコの安定生産技術開発のため、水生植物(ジュンサイなど)との混養など新しい飼育方法の試験
・河川工事などで失われた産卵場所の造成手法の研究
・金沢名物「ドジョウのかば焼き」の材料安定供給のため、休耕田を活用した養殖手法の確立と普及

種苗生産

・漁協が遊魚者のために川に放流する稚魚や、養殖業者が大きく育てて販売するための稚魚を供給。
・ヤマメ、ホンモロコ、マゴイ、ニシキゴイ、カジカ(ゴリ)など

養魚技術・魚病対策指導

・養殖業者への飼育技術や魚病対策の指導と一般の方からの飼育方法に関する問い合わせの対応

野外体験教室

・小学生を対象に、川や池の魚類、外来魚駆除、水生昆虫などについて、野外活動の支援

アクセス

開館時間 9:00〜16:30

〒922-0134
石川県加賀市山中温泉荒谷町 石川県加賀市山中温泉荒谷町ロ−100

参考資料:石川県内水面センター施設案内書

協力:内水面センター 大内所長

フィッシュパスは川を囲んで、釣り人漁協地域社会を結び、豊かさと賑わいを提供します。

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